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編集長のブログ

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昨夜はプロ野球交流戦の楽天対阪神をネット観戦でした。
藤浪投手が見事に今季初勝利!というか私が神宮球場で観戦した昨年5月4日のヤクルト戦以来、407日ぶりの勝ち星です。長かったですね。
この間、ファンですら重苦しい閉塞感があったのですから、本人はどれほどの苦しみだったかと思います。しかし、良かった!

ヒーローインタビューの藤浪投手です。



勝っておごらず、周囲にも配慮した優等生としか言えない完璧な受け答えでした。
こういうところが魅力ではあるのですが、しかしこの人柄では、不振が続いたときには当然気に病んで落ち込みますよね。気持ちを上げてあげる指導も必要になります。

試合後の敵将の「勝っていないピッチャーなので・・・」云々のコメントも少し引っかかりました。日本を代表するエースになるべき投手が、ここまで追い詰められていたのか、と。私は「勝っていない投手」ではなく、「勝たせてもらっていない投手」ではないかと思います。

また、私は職業柄、藤浪投手を見るとき、どうしても口元に目が行き、あれこれ考えてしまいます(笑)。ここは歯科の出番という、強い思いがあります。

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昨日、東京八重洲ホールで、『季刊 歯科医療』2018年夏号掲載予定の「総義歯臨床の真髄に迫る」の座談会が行われました。2018年春号の同特集前半としてプレゼンテーションを掲載しましたが、特集後半の次号の目玉がこの度の座談会です。

春号にプレゼンテーションをご執筆いただいた著者のなかから、福岡県大牟田市の大坪建夫先生、千葉県東金市から今井守夫先生、および夏号にプレゼンテーション掲載予定の東京の松丸悠一先生がご参加いただき、熊本市の舩津雅彦先生の司会のもと、活発な議論が行われました。



それぞれの臨床方針から対立するご意見もあるものの、終始和やかな座談会の進行となりました。
吸着か密着か、吸着と言うが実は安定性のことである、顎堤の吸収は強い圧迫によるものか、そうではなく動くことにより起きるのではないか、ティシュコンディショナーは使わない、いや便利なので基本的に使っているなど、文字として論文を読んだだけではわからなかったような微妙なニュアンスも伝わってきたことは、座談会ならではの魅力でした。
終わった後、私自身も気分が高揚するような楽しい時間を過ごすことができました。

帰りに東京駅で大坪先生と立ち話をしたところ、「大阪の先生方(松田謙一先生、平賀敏人先生)も来てくれたら、もっと咬合論で突っ込んだおもしろい話ができたと思うと残念です」と言われました。今井先生からも同様のお話はあったので、遠方の先生方に対する弊社の配慮が不十分なためにスケジュール調整が立ち行かず、ご迷惑をおかけしてしまったことを改めて申し訳なく思いました。

今回は小人数ではありますが、その分お一人おひとりの忌憚のない討論が実現し、読者の皆様にはとてもお役に立てる座談会であると思います。
7月10日発行の弊誌夏号を是非お楽しみに!

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日歯、自民特命委で保険給付率自動調整案に危惧
「疾病の重症化招き、医療費増加につながる」

自由民主党の財政再建に関する特命委員会が5 月10 日(木)、都内の自民党本部で開催され、日本歯科医師会をはじめ日本医師会や日本薬剤師会、日本経済団体連合会、日本労働組合総連合会などにヒアリングを行いました。日本歯科医師会からは堀憲郎会長らが出席し、経済財政面の問題等について考えを説明しました。


〔日本歯科医師会の考えを示す堀憲郎会長(中央)。その他、柳川忠廣副会長(左から2 人目)、佐藤保副会長(左)も出席〕

堀会長は、長寿社会における歯科界の基本的な取り組みとして、単に長く生きるだけでなく、「食べる」「話す」「笑う」という日常生活の基本機能を、人生の最後まで全うできるよう支えていくとした上で、「国民の健康寿命の延伸をもって医療の財政側面に貢献していく」と考えを示しました。

また、専門的口腔管理や口腔清掃により、誤嚥性肺炎の発症が約6 割以下に減少したことや、骨太の方針2017 の歯科医療の記載にもつながった、口腔機能管理の実施により在院日数が減少したデータなど、口腔の健康と全身の健康の関係を説明。特に、周術期口腔機能管理の徹底により、がん治療の医療費が約15%減少した大阪警察病院でのデータを基に、がん治療だけでも、国レベルで約6 千億円医療費が節約できる可能性があることを示唆しました。

さらに、新たなエビデンスとともに、咀嚼機能の維持と認知症の関係などを解説しました。

その上で、今般取り上げられている課題については、「負担能力のある高齢者に、応分の負担を求める議論は必要だが、負担能力の有無の判断は慎重な議論をする」としました。また、「口腔の健康が全身の健康につながる一方、歯科では窓口負担率の増加は受診控えにつながる傾向があり、結果として全身の疾病の重症化を招き、医療費増加となることが強く危惧される」と指摘し、税と社会保障一体改革で、これまで積み重ねてきた議論と対応を踏まえるとともに、社会が一体となって患者を支える公的医療保険制度の精神を失わない議論を求めました。

具体的な内容として、都道府県別に異なる診療報酬を設定することについては、「そもそも同じ制度の中で患者負担の地域差を生むことは大きな混乱を生じるとともに、不公平感からも国民の理解を得られないと考える。すでに始まっている第三期医療費適正化計画に地域で取り組み、その評価・分析を十分に行うことが先決」との見解を示しました。

経済状況により給付率を自動調整する考え方については、「超高齢社会を生きる国民の社会保障への安心を損ない、公的医療保険制度を支える理念を放棄する議論と受け止め危惧している」として、「これまで長年にわたり、薬価改定を含む診療報酬、患者窓口負担、保険料等のバランスを、その時の社会情勢等を踏まえて慎重に議論して決定してきた対応を堅持するべきである」との考えを述べました。

後期高齢者の窓口負担を一律2 割に引き上げることについても、「高齢者の受診控え、疾病の重症化による医療費増加につながる」と危惧を示しました。

さらに質疑応答の中で、「医療界も一致して財政状況の改善に向けて、健康寿命の延伸に向けて取り組んでいる」と理解を求めるとともに、「危機意識に基づいて税と社会保障一体改革等の対応に取り組んできた。その計画に基づく消費税率引き上げ等を粛々と行うことが先決ではないか」と問題意識を述べました。

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弊社の電子書籍をご購入いただくと、ファイルをダウンロードできるようになりました。
ご購入後にファイルダウンロードできるシステムに変更したため、読者の皆様にはより便利にご活用いただけます。

まだわずかな冊数しか電子書籍化されていませんが、システムの進化を機会として、大型連休明けをめどに雑誌も含めた電子書籍版を数多く搭載していく予定です。

紙ベースの書籍ともども、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

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昨日夕方、一般社団法人 日本学校歯科医会の平成30年記者会見に行ってきました。
学校教育の中で、子供たちの齲蝕の早期発見や、口腔衛生指導において、歯科の果たす役割は大きな価値があり、その活動内容も時代や社会情勢に合わせてますます進化しています。

今回の一番のニュースは、中学校の保健教育に歯科保健教育が取り入れられたことです。生活習慣病などの予防のなかで、心臓病、脳血管疾患、とともに「歯周病」が生活習慣病の一つとして初めて明記されました。


    (挨拶をされる川本強会長)

この記者会見では、事前に取材者側からの質問事項が提示されていました。弊社も、①学校教育のなかのスポーツとスポーツ歯学の関わり、②経済的事情や家庭環境で歯科の恩恵がままならない子供たちへの対応、の2つの質問を提出しておりました。

私の出した質問には副会長の柘植紳平先生が、資料も準備されて丁寧にご回答いただきました。
スポーツ歯学については、接触競技での外傷については既に20年前から対策協議をしているとのことです。バスケットボールなどの部活でも、プレー中の接触で歯や口腔内が傷つけられることは珍しくありません。
さらに、今年は高校野球についても、高野連の協力を得て埼玉県内の某強豪校をモデルケースとして、マウスガードの使用なども含めた対策が模索されており、年内には報告書として結果が出る見込みとのことでした。

また、経済的事情や虐待、ネグレクトなど、家庭の事情を抱える子供たちへの対策も、非常に熱心に取り組まれています。学校歯科保健活動において、口腔環境だけで評価するのではなく、全身状況と、さらに生活環境や社会環境などからも視察し、これらを総合的に評価する、という指針を打ち出しています。こうした学校歯科医の活動が、恵まれない子供たちを救う一助となる、素晴らしい取り組みだと思います。

今後も、日本学校歯科医会を応援させていただきます。

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「季刊 歯科医療」2018年春号の舩津雅彦先生の連載に、上下左右の4番を4本とも抜歯した矯正治療で、予後が非常に不良となり、遠方よりふなつデンタルクリニックを訪ねてきた症例が掲載されています。
前医の歯科矯正専門医で抜歯された後、どこで咬んでよいのかわからなくなり、激しい不定愁訴等に悩まされているそうです。


         (本誌101頁より引用)

まだ20歳の男子大学生で母親に付き添われての来院ですが、現在は大学も休学し、中退も視野に入れざるを得ない状況とのこと。私の若い頃を思い出しても、大学生活に慣れて、しかもまだ卒論や就職活動には余裕があるという、人生で一番楽しい時期です。その輝く青春の時を、歯科治療のために台無しにしてしまってよいのかと深く考え入りました。

上の初診時の写真を見ても、口腔にさほどスペースが不足しているとも思えません。逆にこの抜いた後のスペースを見たときに、4本のシングルスタンディングのインプラント治療を提案したくなるのは私だけでしょうか。
モデルさんや俳優さんならまだしも、男子大学生の健全歯を4本とも抜いてきれいに歯を並べる歯列矯正治療と、その対価としての「咬めない咬合」とでは、生体に及ぼす価値の落差が大きすぎます。

弊社では一貫して、「非抜歯矯正」を原則とする論文の掲載を続けています。非抜歯矯正の成功例を多数見るにつけ、大げさに言えば健全歯の抜歯は「傷害罪」だという意見にも、反対できなくなってしまいます。

上記男子大学生の治療は、今後弊誌誌上で舩津先生からの良好な経過報告が期待されます。ご自身では「当たり前のルーティンな方法」として行った歯科治療が、健康だった若者の人生を狂わせることもあることは、医療関係者としては厳に肝に銘じなければならないように思います。

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本日、『季刊 歯科医療』2018年春号が発刊の運びとなりました。
特集は「総義歯臨床の真髄~ケースプレゼンテ―ション~」です。

今回の特集は新たな試みとして、今号のみで終わらせるのではなく、本テーマにつき次号で〔Q&A〕座談会の掲載を予定しております。読者の皆様からも、今回掲載された症例や総義歯臨床全般のご意見・ご質問を大募集中です。メールやファックス、お手紙等で、是非お声をお寄せください。

今年は桜の開花が早く、東京やその近郊でも、地域の桜祭りの時には既に桜がほぼ散ってしまったような状況でした。
弊社近くの目黒川沿いは、延々と桜並木が続く東京の桜の名所のひとつです。ほとんどがソメイヨシノですが、10本ほどでしょうか、遅咲きの珍しい八重桜が橋の近くに植えられており、時期をずらした花見が楽しめます。
下の写真は一昨日(7日)に撮影しました。
今が満開ですが、例年でしたら4月下旬ころなのです。



濃いピンク色の大ぶりな花付きで、華やかな風情があります。
私はこの八重桜を見ると、花の姿の違い以上に、時期が違うことに価値があると感じています。半月ほど遅れて咲くことで、大半の桜が散ったあとの寂しさを癒してくれるような、まだ花見を楽しめると微笑を与えてくれる、そんな桜なのです。

遅咲きも悪くない。逆に遅咲きだからこそより価値があるものは、私たちの生活や人生にもたくさんあるのだなと思います。

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今日は、東京ドームへ、巨人阪神戦の開幕2ゲーム目を観戦してきました。
阪神先発は若きエースの藤浪投手、巨人先発は阪神キラーとされる田口投手でした。

田口投手は、今日はかなり打ち込まれ、あまり調子が上がっていない感じでした。
対して、藤浪投手は球が走っていて、球速と球威は申し分ありませんでした。
ただ、課題の制球の面からの崩れが・・・との感じで、6回途中で降板してしまいました。



結果、後続の投手の調子もあって巨人が勝ちましたが、先発投手の出来としては藤浪投手のほうが上だったと私は思います。(巨人は、メジャー帰りの上原投手を抑えとして起用し、大喝采を浴びていました。)

藤浪投手と言えば、かねてより歯並びと咬合の問題が注目されています(私たち歯科関係者からは)。今こそ、歯科の出番!ではないでしょうか。
弊社は、咬合の問題が如実に結果に表れるという点で、スポーツ歯学に注目しています。この分野を掘り下げることで、咬合学の真髄に迫ることが可能ではないかとも考えています。
今後も出版活動のうえで、是非探求していきたいです。

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日本農業新聞をお読みになったことはありますか。農業専門の日刊紙で、もともとは農協の機関紙でした。私の子供のころ、実家では月刊誌『家の光』とともに購読していました。今も、弊社とゆかりのある記者が勤務しているためもあって、断続的ではありますが購読しています。



農業に特化した専門紙なので、一般の全国紙と比べても、格段に内容の深い記事作りになっています。農業関係者でなくても興味深い、楽しい記事もたくさん掲載されています。たとえば先日は、チコリという野菜の栽培方法から、美味しい料理法まで紹介されていました。

本日の紙面で、同紙が今日で創刊90周年を迎えたことを知りました。
農業人口が減少しているなかで、健闘されていると思います。



食は人間生活の基本であり、国民の健康を守る医療とも深く関わっています。
弊社の「季刊 歯科医療」は昨年で創刊31周年、まだ農業新聞の3分の1ほどの歴史ですが、専門に特化した強みを発揮するという点では、非常に刺激を受けます。
これからも、歯学図書専門出版社として、最大限に社会に貢献していくことができればと思っています。

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長谷川清先生の『義歯革命・押着義歯のすすめ』が弊社より発刊されたのは、平成27年のことです。「押着義歯セミナー」も定期的に開催され、弊社は全面的にバックアップさせていただきました。熱心な受講者が何人もいらして、まだまだこれから歯科界に浸透させて行こうとしていたさなか、長谷川先生が闘病むなしく旅立たれてしまいました。


  (本書表紙掲載の写真。正解は「良く噛める」のは右側。疑問の方は本書へ。)

単行本『押着義歯のすすめ』は現在も販売を続けているところ、先日本書をお買い求めになった読者の先生から、電話でうれしいご報告がありました。「押着義歯の技法で総義歯の患者さんの臨床を行ったら、とても喜ばれた。実は難しい患者さんで困っていたのだけれど、他の患者さんにも実施したところ同じように好評だった」とのことです。
患者さんが「これは具合が良い!」と驚き喜んでくれたそうですが、実際のところ治療にあたったこの先生ご自身が一番驚かれたそうです。「これで良かったのかぁ・・・」と思ったそうですが、読後にこのような連絡をいただけることが出版社としては一番うれしいです。

また、別の読者の先生からは先ごろ、「巻末の檜山隆一先生との師弟対談がとても良い。自分が檜山先生の立場になって読むと、長谷川先生に直接教えてもらっているようでよくわかる」とのご感想をいただきました。


     (本書巻末の対談。本文の趣旨がよく理解できると好評です。)

本書の情報は全く古びていないことを強く感じます。
長谷川清先生はセミナーではおやじギャグを連発するなどお茶目なところもある先生でしたが、すべてサービス精神の現れなのです。亡くなられた後も、押着義歯で救われた患者さんと歯科医師の先生がいることを、何よりも喜ぶはずです。
空の上の長谷川先生! 先生の遺した押着義歯は、今も歯科医療の現場で生き続けていますよ!

「押着」と書いて「おうちゃく」と読みます。「押着は横着ならず」ですが、よく噛めてよくしゃべることができる義歯が簡単に作れますよ、との意味も込めているそうです。
総義歯で悩んでいたり、「苦手」と感じている先生方には、是非ご一読をお勧めいたします。

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