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編集長のブログ

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今年初めてのブログ更新となりました。
今年もよろしくお願いいたします。

東京はここ数日は比較的暖かく、過ごしやすい気候です。
昨日は、都内の基幹路線である山手線が一時不通となり、朝の通勤客などに大きな影響が出ました。弊社は山手線の五反田駅から徒歩3分程の場所に位置しますが、地下鉄や私鉄も通っているため、私やスタッフの通勤には幸い支障が生じませんでした。

しかし、午後になって都心の官庁街に出かける用事があり、もう大丈夫だろうと山手線に乗車すると、まだ混維していました。発車間隔が2~3分おき、遅くとも5分以内には次の電車が到着する山手線はとても便利な路線です。しかし、便利さはそれに慣れ切ってしまっている分、一旦歯車が狂うと大変な混乱になることを再認識しました。つい油断していますが、日ごろの危機管理が大切かもしれません。

さて、今年は単行本の面白い企画が何本か進んでおり、読者の皆様に良い形でお届けできるように頑張らなければなりません。
その前に今月10日、弊社雑誌「季刊歯科医療2026年冬号」が発刊となりました。雑誌の個性や見どころを伝えるために、巻末の「編集後記」を本ブログに転載することにいたします。4本めの編集後記の「F」が私です。ご笑読のうえ、雑誌購読のきっかけにしていただける方がいらっしゃると嬉しいです。


『季刊歯科医療2026年冬号』 編集後記

◉近年、子どもの齲蝕が減少し、歯科医療は矯正治療や口腔機能の改善に重点を置かれるようになりました。かつては「様子をみましょう」と言って先送りにされていた治療も、現在は早期介入の重要性が周知されつつあります。今号では、「口腔機能発達不全症への対応を考える」として、小児における口腔機能発達不全症の早期発見・早期介入等、対応策について特集を組みました。
子どもの口呼吸の弊害が指摘されますが、これは大牟田市開業の大坪建夫先生が、師である高木友三先生から数十年も前に学び、進化させて後進の歯科医師らに伝え続けたことです。いまや、口腔機能管理が保険点数に組み込まれる時代です。
歯科は、幼少時から亡くなるまで、人の一生に関わることのできる幸福な医療であることを、改めて認識させられました。 (Y)

◉昨年12月、弊社が所在する東京・五反田で開催された品川区主催のAI 関連のセミナーに、編集長らと参加しました。私自身は、スマホで検索すると自動的にAI モードが先頭に表示されることが結構あり、無料のチャットGPT を試みた程度の知識しかありません。しかし昨年夏頃、自宅の除湿器の不具合を検索したところ、当該機種は出火の危険性があるためリコール対象になっていることをAI が勝手に教えてくれて、驚いてメーカーに連絡した経験から、「AI さん(もはや「さん」付け)、侮りがたし」の思いを強くしていた矢先でした。
セミナーでは、『AI エージェント』という言葉を初めて聞き、2025年の1年で急速に開発された分野であることを知りました。そして2026年は、それが一般に普及する1年になるとのことです。
SF 作品では、人間が逆にロボットに使われる近未来が描かれることがありますが、AI に支配されないという強い信念さえあれば、非常に有用だと思います。 (K)

 ◉吉永勉先生のエッセイ『開業歯科医のほんとの言葉』は、今号は「ウサギとカメ」のタイトルで、歯科行政および歯科界に対する、辛口ではあるけれども愛のある叱咤激励の随想を記されています。歯科医師も年齢を重ねるが、患者さんも同じように老いてくるということは、どの世界においても通じるお話です。
幸い、吉永先生の医院ではご子息が後継者として立派にご成長されているので、頼もしい限りです。吉永先生はご自身を「ウサギ」、ご子息を「カメ」にたとえていらっしゃいますが、私はウサギもカメもどちらにも良さがあり、甲乙付けがたいと思っています。
14年近く続いた同エッセイは、電子書籍としてまとめるべく、新年の誓いといたします。 (T)

◉近年は、本当に1年がジェットコースターのように高速であり、変化も激しいと感じます。年齢のせいだけでなく、時代が一つの変革期に来ているのだと思います。『健康歯学概論』を連載中の清水英寿先生は、優れた人形作家でもあり、江戸文化に対する造詣も深く、お話しの面白い方です。そのため、昨年1年間はNHK の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺』の話題で、お互いに盛り上がっていました。
18世紀後半を描いた大河ドラマは初めてであり、子だくさんで知られる徳川家斉の本格的な登場も初のこと。そんな江戸の時代に、果敢に斬新な企画を切り拓き、エンタメの新しい風を吹き込んだ蔦屋重三郎は、まさに時代の風雲児です。現代にも通じる出版文化の歴史に触れ、私も大いに啓発されました。
清水先生は、恐れ多くも私と蔦重を重ねてくださいましたが、今年も志だけは負けずに進んでいきたいと思います。 (F)

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早いもので、もうすぐクリスマス、それが終わると今年は12月26日で仕事おさめ、そして1月4日まで年末年始休業のところが多いようです。カレンダーの並びでは9連休ですね。
本日(12月21日)は、連休に入る前では最後の日曜日です。

今年は、日曜日と言えばNHKの大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」を観るのが楽しみの1年間でした。先週(14日)の放送は、主人公の蔦屋重三郎が亡くなり、仕事仲間らのにぎやか屁踊りに囲まれ、芝居の終了を知らせる拍子木が鳴って「おしまい」となりました。最後まで明るく、粋な最終回の演出でした。

しかし、日曜日の楽しみがなくなってしまっただけでなく、まだ死ななくても良いはずの主人公の死はやはり寂しいものであり、「何で脚気なんかで死んでいるのか」と思わずにいられません。白米に梅干しと具のない味噌汁だけではなく、雑穀米や小豆飯、ウナギや小魚、海藻類などは食べられなかったのか、と残念に思います。
想像するに、吉原っ子の蔦重は、市中の江戸っ子以上に「粋(いき)」というものをこだわっていたのではないか、と。彼らが一番嫌うのが、粋の対極にある野暮(やぼ)です。「白い飯に梅干しこそが粋。具だくさんの味噌汁や、おかずを沢山つけるとか、野暮なことはしねぇ」と思っていたのではないかと、勝手に想像しています。板元(現代の版元)として成功している蔦重に、さまざまな食品を食べる財力がないとは思えないし、他の板元は脚気になっていませんから。

弊社発行『季刊歯科医療』で「健康歯学概論」を好評連載中の清水英寿先生は、人形作家でもあり、ご実家の商いからも織物や和装に関してはプロです。江戸文化にも造詣が深く、私と同じように『べらぼう』を毎週楽しみにご覧になっていたそうです。そんな清水先生から、蔦重と私とを重ね合わせて観ていたなどと、過分なお言葉をメールでいただきました。
もちろん遠く及びませんが、「それでは私は『書をもって、歯科界を耕す』(笑)」などとメールを返しました。
私などが、調子に乗るはずもありませんが、死ぬまで本を作り続けた蔦屋重三郎の生涯は尊敬しますし、また横浜流星さんの演技も素晴らしかったです。
微力ではあっても、志だけは負けずに頑張ろうとの思いを強くしました。

閑話休題、いつも素敵なグリーティングカードを送ってくれる方から、今年もユニークなクリスマスカードが届きましたので、皆様に一足早い「メリークリスマス!」といたします。

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 令和7年10月28日、東京市ヶ谷のアルカディアで「日本私立歯科大学協会 第16回プレスセミナー 歯科医師の現状~歯科医師へのニーズの高まり~」が開催され、取材いたしました。会場とインターネットとのハイブリッド式のセミナーです。

 日本の全歯科医師の約75%が私立歯科大学ないし私立大学歯学部のご出身だとのこと。歯科界においていわば大勢を占める私学は、国公立とは異なる特性を生かした活動や社会への貢献が可能であり、そしてマスコミなどを通して広く国民に働きかけることが大切です。その理念のもと、2010年10月から始まった歯科プレスセミナーも今年で第16回目を迎えました。

 まず、神奈川歯科大学の桜井孝学長による「歯科医師の現状~歯科医師へのニーズの高まり~」の講演がありました。高齢化社会で、訪問歯科診療をはじめとする歯科医師の果たす役割はますます期待されています。 そのなかで印象的であったのが、「職業別年収ランキングで歯科医師は第3位に浮上!」という項目です。令和3年に8位であったものが、令和6年には航空機操縦士と医師に次ぐ3位に上がっていました。注目すべきは、この3年間で医師がやや減額であるのに対し、歯科医師は1.4倍以上に増額し、医師の差も200万円ほどに縮まっていることです。歯学部を目指す学生を増やすには、高収入な職業であることをアピールすることが一番ではないでしょうか。今の若者に限らず、努力が収入に反映することは端的に嬉しいものであり、やりがいに繋がると思うからです。

  次の日本歯科大学の沼部幸博教授の基調講演「歯周病と全身疾患との関連の展望」の後に続くパネルトークも、やはり歯科と全身をテーマにした「歯科医師・医療者が語る『口腔から考える全身の健康』」です。

 お口の健康は全身の健康に密接に関わることは、最近で一般社会でも認知されるようになってきました。そして、歯科医師は0歳から100歳まで、その人の一生に関わることのできる職業です。これは他の診療科目にはなかなかないことだと思います。そう考えると、歯科の未来は明るいものであると言えます。
 歯科の将来に大きな可能性をに見出すことのできる有意義なセミナーでした。

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いつも季節のお心遣いのグリーティングカードをお送りくださる著者の奥様から、今年の夏も素敵なペーパークラフトが届きました。
鳥獣戯画から発案し、さまざまな表情と動きを描いたウサギとカエルが、夏祭りの御神輿を担いでいます。その脇には、大きな祭りのうちわを扇ぐ、ハッピ姿のカエルも立っています。本当によくで出来ています。



鳥獣戯画が大好きだそうで、お店で見つけて「これだ!」と選んでくださったそうです。いつもどおり、さすがにセンスが抜群です。
人間社会を動物や鳥などに模して面白おかしく描いた鳥獣戯画は、思わずクスッと笑えたり、私たち人間もこんなものなのかな…と考えさせたり、現代社会にも通じるエスプリがあふれています。

早いものでもう8月、取引先からお盆休みの日程を尋ねられる今日この頃です。今年の出版計画や年末までの進行などを考え込むなかで、その自身の姿をカエルやウサギに置き換えて想像してみると、いくぶんかは滑稽に思えます。
それよりも、今年もまた暑い毎日が続いています。ネット記事で北海道足寄町ご出身の歌手・松山千春さんが、足寄でも38度などという異常な暑さということで、「異常」を強調されていました。北海道はクーラーの設置率が低いため、東京以上に大変なのでしょう。

この異常な暑さばかりは、暑さに耐えるウサギやカエルに置き換えても涼しくならないかもしれませんが、皆様には私から、カエルが持ったうちわで涼風を送らせていただきます。
エアコンを適宜使用し、また水分を補給し、熱中症などに気をつけてお過ごしください。

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昨日は、第27回参議院議員選挙が行われ、昨夜から本日にかけて候補者の当落が明らかになっています。
鈴木宗男氏のように、一旦は落選確実とされ引退会見まで行ったものの、一転して当選となったような意外な展開もあり、選挙につきものの悲喜こもごもは枚挙にいとまがありません。

本日、午後1時から、東京都市ヶ谷の日本歯科医師会館で日本歯科医師連盟の会見があり、休日ではありましたが取材に行ってきました。
日本歯科医師会、日本歯科医師連盟が推していた現職の比嘉奈津美氏(自由民主党)がまさかの落選で、沈痛な雰囲気での会見となりました。



歯科医師連盟の方は、落選の理由は詳細を精査しないとわからない、と述べていました。歯科界としては力を尽くして応援したとの自負からだと思いますが、どうでしょうか。
今回の参院選は、米価をはじめとする物価高による生活苦など、国民のフラストレーションが溜まった中での国政選挙で、はなから自公に対する逆風は予想されていました。今までどおりの活動では追いつかない、対処し切れないことがたくさんあったと思います。
政権与党を支持するという歯科医師連盟の会則で仕方がないのかもしれませんが、それでは政策ではなく時の権力者におもねるだけではないか、との批判も浮かんできます。

戦い敗れた今は、敗因を冷静かつ謙虚に分析し、速やかな変革が必要なように思います。
「君子は豹変す」の故事成語は、「小人は面を革(あらた)む」と続きます。優れた人物(君子)は素早く大胆に良い形に変化し、つまらない人物(小人)は表面だけを変えて取り繕います。
歯科医師は個人で開業している場合が多く、だからこそ歯科医師会や歯科医師連盟など、団体として活動する意味が大きくなると思います。かじ取りをする会のリーダーの皆様には、より一層の奮起をお願いし、私たち歯科マスコミも精一杯の応援をさせていただきたいと思います。

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弊社が入居している建物の1階駐車場(車寄せ場)の軒下に、ほぼ毎年ツバメがやってきて巣を作ります。
昨日、軒下を見ると、5羽のひな鳥が巣から可愛い顔を出していました。



親鳥が頑張ってたくさんの餌を運んだためか、5羽とも丸々と太って、狭い巣がパンパンに見えます。ビルの清掃員の方が、「重そうだけど、よく落ちないね」と心配するのも分かる気がします。
しかし、あそこまで育っていれば、万が一、巣が落ちるような事態が起きても、その瞬間に飛んでいけるのでは?などと想像していたところ、本日通りかかると、1羽がちょうど巣から羽ばたいて旋回を始めました。そして、もう1羽もつられるように羽ばたきはじめ、巣全体が騒然とした感じです。
おおっ! これは順に皆巣立つのかと思って眺めていると、2羽が巣立った後、残りの3羽はまた大人しく巣にちんまりと収まっています。何事もなかったかのようなとぼけた姿が可愛らしく、ちょっと笑ってしまいました。

同じ親鳥から生まれた兄弟のひな鳥です。同じように育っているように見えますが、微妙にペースの差があるのでしょう。
ツバメが人家の軒に巣を作るのは、外敵から身を守るためだと言います。人間の世界だけでなく、微笑ましく見えても鳥の世界も大変です。

「季刊歯科医療」2025年夏号の特集は、佐藤貞雄先生編集による「咬合再構成治療における治療下顎位(ThP)って何?」です。咬合再構成においてまず重要な治療下顎位(ThP)ですが、その概念はどこまで浸透しているでしょうか。
佐藤先生の従来からの読者のみでなく、これから咬合論を学びたい先生方にも最適の特集です。是非ご購読ください。
(実は、巣に並んだ5羽のひな鳥から、下顎に並んだ歯を連想して、書き始めたブログです。筆力不足で特集と関連付けたオチは付きませんでしたが、「ひな鳥がオチなくて良かったね」ということでご容赦ください。)

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2025年4月27日、ビジョンセンター東京八重洲で開催された、星岡才賢先生のStar Hill Therapy Association(SH療法の会)が主催するセミナー「OHC&歯ならびよくし隊 合同セミナー」に取材に行ってきました。
なお、OHCは「Oral Hyginenist Club」の略です。そのため、歯科衛生士がたくさん参加されて、非常に熱気のあるセミナーとなりました。



数人でグループ分けしたグループワークでも、活発な議論が交わされました。



昨年1月に弊社より発刊された単行本「1日8時間で対応できるSH療法」は、就寝時間のみの可撤式器具の装着で対応できる効果的な矯正治療法として、大きな反響を呼びました。
本日のセミナーには、同書に特別寄稿をご執筆いただいた日本大学特任教授の葛西一貴先生をお招きし「予防矯正とは」と題した講演も実施していただきました。時代は「予防」を求めています。葛西先生、の歯の萌出異常や口腔習癖の異常などに着目した予防矯正のお話は、大変興味深いものでした。

SH療法の単行本発刊後は、星岡先生主宰のSH療法の会(SHTA)には、新規の会員希望者からの問い合わせが増えたとうかがっています。MEAWなどを用いた厳正な矯正治療はもちろん素晴らしいですが、術者にも患者さんにも負担が少ないSH療法の需要は確実にあると思います。
今後のますますの発展が期待されます。

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陽春の候となりました。桜の季節もとっくに終わり、街路にはつつじが咲いています。
弊社の所在する品川区五反田の目黒川沿いは、東京の桜の名所の一つです。
普通のソメイヨシノ以外に、遅咲きの八重桜も混じっている場所もあります。
4月10日には、例年より早めに八重桜も満開になりました。
本ブログのために撮影しましたが、アップは本日になってしまいました。



濃いピンク色で、花の房も大きいです。(今はもう葉桜ですが。)

ところで、某全国紙の生活欄では、作家の久田恵さん(77歳)を聞き手とした「人生100年の生き方」というインタビュー記事を週一程度のペースで連載しています。
各界で活躍する高齢者をゲストに招き、タイトルどおり人生100年時代を軽やかに(あるいは充実して)生き抜くヒントを語ってもらう、好企画です。これまでコシノヒロコさんや泉ピン子さんなどさまざまな著名人が登場し、介護やシングルマザーとしての苦労もされてきた聞き手の久田さんの素直なお人柄も好印象で、私も楽しみにしている記事でした。

ただ、今月中旬の紙面に掲載された女性プロデューサー(75歳)がゲストの記事は、大きくクエッションマークが付いてしまいました。タイトルはずばり「年下異性の友達作ろう」で、これ自体が「???」ですが、ターゲットは20歳以上年下の男性ということです。
しかも、新聞の読者から「そんな若い男と知り合う機会がない」と反発されるのを見越してか、相手男性として宅配便のドライバーや酒屋の配達のお兄さんを挙げています。
この女性プロデューサーもシングルマザーだったので、同じシングル女性としていわゆるホルモンの活性化を勧めているのかもしれませんが、「いやいや、これは駄目でしょう!」と思いました。

昨年末から今年4月にかけて、中居正広さんとフジテレビの元女性アナウンサーとのトラブルが、深刻な問題となっており、某全国紙も記事として大きく取り上げて中居さん側を批判する記事を掲載していました。私はこの報道の仕方についても、中居さんに対する重大な人権侵害を孕んでいると考えていましたし、女性アナウンサーの中居さん宅への訪問が「業務の延長」とはとても考えられませんでした。
しかし、宅配便のドライバーや酒屋の配達員の年下男性は、明らかに「業務中」です。高齢女性が彼らの業務を公然と阻害し、客の立場を利用して若い男を話し相手にするなど、しかも東京五輪(1964年)や大阪万博(1970年)の昔話を話題にすることを紙面で勧めるなど、カスタマーハラスメントや老害、逆セクハラと糾弾されても仕方のない内容です。(仮に男性側も顧客の女性に好意・好感を抱いて応答したとしても、例えば上司から配達業務の遅れを叱責されたときに、「(客だから)断り切れなかった」などと卑劣な弁解をする恐れは十分あり、実際に同種のトラブルは私もかつて身近で見聞きしています。)
新聞社に対し、同時期に起きている中居さん(そもそも独身で、女性との交際に本来支障がない)に対する報道との相違は一体どう考えるのかと問いたいです。もし「男と女は違う」と言うなら、それこそダブルスタンダードです。今はその種の案件について、非常に繊細な時代なのです。

私も出版社の編集長や発行人の立場として、情報産業に携わっています。発信する情報に、コンプライアンス違反や各種ハラスメントが含まれていないかどうかは、注意しなければならないところです。
某全国紙の上記記事も、聞き手の久田さん自身は内心で疑問符がついたかもしれませんが、ゲストから言葉を引き出すのが聞き手の役割です。そこは最終段階までに、編集者や編集局長など、新聞社側のチェックが入らなければならなかったと思います。

わかっているつもりがスルッと潜り抜けて記事になり、不適切な記事が公にさらされる危険性を常に注意しなければならないと、自戒を込めて胸に刻みたいと思います。

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年末年始に久しぶりに風邪をひいて体調を崩し、今年初めてのブログです。
幸い普通の風邪で、インフルエンザやコロナではありませんでしたが、長引いてしまい、健康のありがたさを改めて感じています。
昨夏は連日の猛暑でヘトヘトになり、せめてもの暖冬を期待していましたが、めちゃくちゃ寒い冬です。皆さまも風邪などひかないように暖かくして、お気をつけてお過ごしください。

先日、弊社では今年初めての出版物となる「季刊 歯科医療 2025年冬号」が発刊されました。今号から表紙のデザインを一新しました。



雑誌名を幟(のぼり)のように縦組にして、大胆に表記しました。また、お手に取るとおわかりになりますが、表面のPP加工を艶消しタイプに変更したため、手触りも違います。個人的には、以前よりもあか抜けたイメージになったかと思います。

本号の特集は、「インプラント治療の最前線:ミニマリズムを追究する」として、昨年東京で開催された、韓国を本社に置くDentium社主催のフォーラムを誌上再現しました。
ご承知のとおり、韓国におけるインプラント治療は、世界的にもトップクラスの品質と技術の高さを誇ります。両国が共に研鑽しあうことの意義と重要性を、再認識させられる特集となりました。

上記フォーラムで演者のトップバッターを務めたのは、弊社発刊『ティッシュレベルインプラント』(2024年刊)の著者である玉木仁先生です。『ティッシュレベルインプラント』の購入を迷われている先生方がいらっしゃいましたら、歯科医療2025年冬号の特集をお読みいただければ、同単行本のエッセンスをご理解できると思います。
雑誌の電子版は2200円(税込)とお求めやすい価格となっています。弊社ホームページの「試し読み」(黄色いアイコン)から購入できます。
是非ご検討ください。

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先ごろ弊社より発刊された佐藤貞雄先生監訳『咬合再構成におけるバーティカルディメンジョン【機能と審美の融合】』(N.Bassetti著)は、もうお読みいただいたでしょうか。
本書は、シークエンシャル咬合の世界的権威である佐藤貞雄先生とスラビチェック教授の咬合理論に基づき、矯正および補綴治療(インプラントも含む)により、咬合の再構成を実現した歯科臨床の決定版です。



歯科臨床の究極の完成形は、機能と審美の融合です。本書の著者 N.Bassettiはイタリアの名歯科医であり、高い技術によりそれを実現させた臨床報告には感嘆させられます。
 N.Bassettiは、原著の表紙タイトルに添えて「Presented by R.Slavicek and S.Sato」と大きく記載し、二大巨頭へのオマージュを明らかにしています。

2022年にSlavicekが亡くなりましたが、シークエンシャル咬合は今や歯科界の咬合理論の中枢に位置すると思います。私は、本書を読んでSlavicekをも凌ぐ佐藤貞雄先生の偉大な功績を再認識させられました。

本書には多数の症例写真と、佐藤本読者にはお馴染みの佐藤先生作成の美しいイラストが掲載されており、まさに逆輸入本のイメージです。翻訳を統括した青木聡先生や吉田松平先生の頑張りもあって、大変読みやすくなっています。
是非、年末年始のお休みに、お手に取っていただけると幸いです。

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