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お知らせ(2017年05月)

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●歯・口腔の健康と全身の健康との関連を示すさまざまなエビデンスが明らかに

 5月25日、日歯会定例記者会見がありました。堀憲郎会長は、平成29年5月23日経済財政諮問会議(伊藤元重、榊原定征、高橋進、新浪剛史)においても歯科の重要性が認められつつあると述べました。

 同会議は、国民生活の質(QOL)の向上:健康増進・予防の推進において、「歯・口腔の健康と全身の健康との関連を示すさまざまなエビデンスが明らかになっている。生涯を通じた歯科健診の充実、入院患者や要介護者に対する口腔管理の推進など歯科保健医療の充実に取り組むべきである」との見解を示しているとし、口腔機能の管理による在院日数の削減効果を図に示し、いずれの診療科においても在院日数の減少効果が統計的に有意に認められ、10%以上の効果があった。全身的な負担の大きな治療に際し、口腔内の細菌の分布が崩れるのを防いでいるものと推測できる」としています。

 定期的な歯科健診を受けている人ほど、年間医科医療費が少ないことがわかっています。国民医療費が毎年1兆円ずつ増大しているので、「財政面においても歯科医療が日本を救うことになるのではないか」と堀会長は述べました。

堀憲郎会長

その他、以下の報告がありました。

・歯科医師専門医制度構築のための第三者機構設立作業部会、今後の議論の進め方について報告(柳川忠廣副会長)

・受動喫煙防止対策を強化・実現のための署名への協力のお願い(高野直久常務理事)

・平成28年度福祉共済保険制度加入者の死因調査の報告(今里憲弘常務理事)

・東京オリンピック・パラリンピック対策ワーキンググループ報告書(小林慶太常務理事)

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 昨日は、神宮球場でヤクルト-阪神戦を観戦してきました。晴天のデーゲーム、帽子を忘れてしまい、日焼けで鼻の頭が赤くなってひりひりしています(笑)。

 1か月ほど前に、藤浪投手の死球を引き金に乱闘騒動が起きた因縁のカードで、ハラハラしながら見ていましたが、8回途中まで1失点の好投、試合は打線が爆発した阪神の快勝でした。

 藤浪は、この日も7四球と制球に苦しみましたが、強風の吹く狭い神宮球場で、相手方投手がホームランで打ち崩されたのに対し被弾はなく、球の強さはさすがです。試合前は仮想打者を立たせるなど熱心に投球練習を続け、牽制動作の確認もしていました。コーチもずっと見守っていて、こちらにも緊張感が伝わってきました。

 こうして見ると、下半身もかなりがっしりしてきています。この恵まれた体をうまく使えるようになれば、コントロールも次第に安定し、真の大エースに成長できるはずです。

 私たち出版社は、その業種の特性から、編集方針等の個性が社の存続意義に関わるほどに重要な要素になります。同様に、エンターテイメントの側面も大切なプロスポーツ選手において、荒れ球が持ち味だと言われる藤浪投手の個性は魅力になり得るのです。 無四球でホームランを打たれるよりは、四球を出しても1点で抑えた投球のほうが上なんだよな・・・と、昨日の試合を観て改めて感慨を深くしました。

 

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