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編集長のブログ167 ツバメの巣立ち

弊社が入居している建物の1階駐車場(車寄せ場)の軒下に、ほぼ毎年ツバメがやってきて巣を作ります。
昨日、軒下を見ると、5羽のひな鳥が巣から可愛い顔を出していました。



親鳥が頑張ってたくさんの餌を運んだためか、5羽とも丸々と太って、狭い巣がパンパンに見えます。ビルの清掃員の方が、「重そうだけど、よく落ちないね」と心配するのも分かる気がします。
しかし、あそこまで育っていれば、万が一、巣が落ちるような事態が起きても、その瞬間に飛んでいけるのでは?などと想像していたところ、本日通りかかると、1羽がちょうど巣から羽ばたいて旋回を始めました。そして、もう1羽もつられるように羽ばたきはじめ、巣全体が騒然とした感じです。
おおっ! これは順に皆巣立つのかと思って眺めていると、2羽が巣立った後、残りの3羽はまた大人しく巣にちんまりと収まっています。何事もなかったかのようなとぼけた姿が可愛らしく、ちょっと笑ってしまいました。

同じ親鳥から生まれた兄弟のひな鳥です。同じように育っているように見えますが、微妙にペースの差があるのでしょう。
ツバメが人家の軒に巣を作るのは、外敵から身を守るためだと言います。人間の世界だけでなく、微笑ましく見えても鳥の世界も大変です。

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(実は、巣に並んだ5羽のひな鳥から、下顎に並んだ歯を連想して、書き始めたブログです。筆力不足で特集と関連付けたオチは付きませんでしたが、「ひな鳥がオチなくて良かったね」ということでご容赦ください。)

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