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お知らせ(2017年10月)

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『季刊 歯科医療』2017年秋号で、「即時荷重インプラントの最前線」を好評連載中の松元教貢先生が、治療した覚えのない患者さんから電話で抗議を受たというエピソードを書かれていました。他の医院で治療を受けたが予後不良で、その先生が松元先生の著書に従って治療をしただけだというような弁解をしたために、矛先が松元先生に向かったという笑えないお話でした。
そもそも技術も状況も違いますから、松元先生はこれは私のレアケース、各先生はご自分で考えてほしい、という趣旨の言葉を常に述べています。

同じく弊誌で連載中の舩津雅彦先生は、昨年から「舩津教室―誰でもできる咬合治療」というセミナーを開催していますが、受講者に「私を疑え」と述べています。これは舩津先生の臨床の師である大坪建夫先生から常々言われた言葉だそうです。
師に教えを請うたり他者から学ぶことはとても大事なことですが、鵜呑みにするのは禁物で、自分の臨床は結局自分で作りあげて行くしかない、ということだと思います。

現に、大学の歯科教育では未だに抜歯矯正が主流ですが、それを疑ったことから大坪先生や舩津先生の矯正・咬合治療は始まりました。前述の松元先生にしても、世間が即時荷重に否定的な時期から、それに反し自分の信じた道を究めたからこそ、即時荷重インプラントの第一人者としての今があります。

ところで、昨夜はプロ野球のセ・リーグCSファースト最終戦、阪神が横浜に1対6で敗れました。藤浪晋太郎投手は6回から救援登板し、2回を無失点で抑える好投でした。



苦しんだシーズンでしたが、マウンドに立つ19番への球場全体がどよめくような歓声と拍手に、やはり特別な選手なんだなと改めて思いました。
かねてより私は、彼の歯並びと不正咬合が不調の原因のひとつで、体が大きくなったことで今季はその影響が如実に表れバランスを崩したと考えているのですが、舩津先生ら非抜歯矯正の臨床家ならば、23歳の藤浪投手に対してどのような咬合治療を行うのだろうかと、とても興味があります。

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昨日、『季刊 歯科医療』2017年秋号の刷り取り(印刷会社側からの呼称は「刷り出し」)が上がってきました。印刷が終わり、製本する前の状態における再確認です。 
本文はまだ折りごとにバラバラで、表紙はこれからPP加工をして光沢と強度を増します。



万が一ここで重大なミスが発見された場合は、その折(16頁単位)を刷り直さなければなりません。仮にそういうことがあっても(実際に時たまある)、製本後に気づくのではもっと大変なことになり、発送してしまってからは手遅れ・・・という事態になってしまいます。
最後まで手を抜かないチェックが大切になります。

落ち葉の写真をモザイクタイル状に加工した表紙の写真が、秋らしくてきれいですね。
特集は日大の今井健一教授の編集による「口腔管理と口腔微生物」です。国民の健康長寿に貢献するために、歯科医療従事者必須のテーマです。
連休明け早々の発売となります。是非お手に取ってご覧ください。

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更新がかなり間があいてしまいました。いつまで夏の話題のままなんだと、あきれられてしまいそうです(笑)。今日は、会社の近くで小さな秋を見つけました。ビルの植栽がほんのりと色づきはじめています。まだ半袖の人も珍しくない東京の街ですが、明後日頃から秋の気候になるようです。



先日、新聞のスポーツ欄に、プロ野球の勝利投手が口を大きく開けて喜んでいる写真が掲載されていました。素朴な好青年なのですが、どうしても歯並びに目が行ってしまいます。これでは口が閉じないのでは?と思ったところ、やはりプレー中も口元が開き気味の選手のようです。

弊社が贔屓の藤浪晋太郎投手(阪神)は、今シーズンは制球難に苦しみ思うような活躍ができませんでしたが、彼も前歯の前突と叢生が気になります。非抜歯の矯正治療を行えば、あるいは矯正が無理ならば適正なマウスガードの使用でも、咬合の改善は投球に必ず好影響を及ぼすはずです。
悩める若きエースに「原因のひとつは歯にある」ことを伝えたいし、社会の視線をもっと歯科に向けてもらうために、私たちのアピールが必要になってくると思います。

東京オリンピックを控え、日本歯科医師会もスポーツ歯科に力を入れています。歯や咬合が運動パフォーマンスに影響を与えることは、エビデンスに基づいて明らかになっています。
来年1月発行の「季刊 歯科医療」2018年冬号では、スポーツ歯科をテーマに特集を組みます。ご期待ください!

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