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お知らせ(2020年03月)

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まだまだ終わりの見えない新型コロナウイルス問題。感染が世界的に広がり、WHOがパンデミックを表明したなか、今夏の東京オリンピックは予定どおり開催できるのでしょうか。

つい10日ほど前は、取引のある都内の事務所でその話題が出たときに、「オリンピックできないんじゃないの。イギリスが代わりにやってあげるとか言い出してるよね?」との声に対し、「それはないない、できるって(笑)」というよう雰囲気でした。

しかし、ここにきて現実的に東京五輪の開催が危ぶまれる声が上がり始め、少なくとも「延期」の議論は避けられないようです。
本日の読売新聞朝刊でも社会面トップで取り上げています。



「五輪開催 心配の声」との大見出しで、小池都知事は中止を否定しています。記事の左下には、聖火リレー走者を務めるアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんが、アテネで現地の第一走者の女性から聖火の炎を受け継いでいる写真が掲載されています。本来であれば、こちらが大見出しとなるはずであったのに…。

弊社では一昨年10月10日、東京オリンピックに照準を当てスポーツ歯学の周知・発展を図ることを目的として、『ここまでできる!スポーツ歯学から~学校体育からオリンピックまでの健康歯科』を発刊しました。前回の東京五輪開会日である旧「体育の日」に合わせての発刊でした。
今年は暖冬で春の訪れも近く、コロナさえなければ国民皆が東京五輪に向けて高揚感を高めていく右肩上がりの時期であったはずです。残念でなりません。

一昨日は東日本大震災が起きた3.11、震災から10年を目途に区切りをつけるとの政府方針からその前年である今年は大切な年でしたが、コロナの影響で予定されていたさまざまな行事が中止されました。子供たちも含め、日本中がいろいろな意味で活動停止を強いられている現状です。
日本だけではなく全世界的に経済も停滞しており、この問題の早期の終息を祈るしかありません。

私個人としては、ウイルスに侵されないためにうがいと手洗いの励行、食事と睡眠に気を配り体力をつけて免疫力を上げる、行動範囲が狭められるなか日々の業務を確実に履行し充電期間と捉えて今後への糧とする、というところです。
非常時を皆で乗り切っていくしかないと思います。

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新型コロナウイルスの影響で各地で式典・催事等が中止され、また観光地などには人が集まらず、経済の停滞のみならず一般市民の日常生活にも大きな支障を生じています。今月2日からは小中高校の多くが休校となり、行く場所のない子供たちがどう過ごせばよいのかも問題になっています。

そもそも致死率や感染力を考慮すると、ここまで厳戒態勢を取る必要があるのかという疑問は残ります。私の周りに感染者や感染者のそのまた知り合いもいないため、今一つ緊迫感がないところがありましたが、つい先日、地方にある弊社スタッフの実家から徒歩圏内で新型肺炎の患者が発生しました。実家の高齢の母親が電話で「風がこちらに吹いてきてしまった…」と嘆いたそうですが、スタッフも「これではお彼岸のお墓参りにも帰れない」ということです。今更ながらに新型コロナが身近に迫っていることを思い知らされました。

新型コロナウイルスによる社会全体の混乱について、弊社刊『易しく優しい密着総義歯の作り方』『ジャンピングプレートを用いた咬合誘導』の著者である大牟田市開業・大坪建夫先生は、冷静に分析されて、ファックスで私にご意見を寄せてくださいました。大坪先生はウイルスというものの性質から、行政側の取ったさまざまな対応に疑問を持たれています。
そして、新型コロナウイルスの感染を防ぐためには、大坪先生考案のミラクルマウスピース(MMP)が有効であるとも述べられています。


(『季刊歯科医療』2019年秋号掲載の大坪論文より「MMP」)

大坪先生は、MMPを使用すれば睡眠中も口呼吸ではなく鼻呼吸となるので、口腔内は唾液が保たれウイルスを寄せ付けないというお考えです。恩師の高木友三先生の教えを受け継ぎ、口呼吸から鼻呼吸に変えれば、疾病の多くが防げるという大坪先生らしい論理です。
このMMPは睡眠時無呼吸症候群にも有効なので、もしお悩みの方は編集部までご相談ください。

かつて東日本大震災の福島原発爆発による被害を受けた飯舘村の畜産・酪農家の方が「放射能という目に見えない悪魔が…」と語っていましたが、今回もウイルスという目に見えない敵が相手です。
見えないが故に不安が増幅するのはやむを得ませんが、飛び交う情報に振り回されることなく、冷静な状況判断のもと「正しく怖れる」ことが大切ではないでしょうか。

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