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お知らせ(2016年03月)

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 山手線五反田駅東口に『四川麻婆豆腐・陳麻家』という中華料理店があります。店の看板料理である麻婆豆腐が美味しく、ときどきここで昼食をとります。

 店には、『麻婆豆腐の由来と味』の説明書きが置かれていますが、それによると、麻婆豆腐は1860年頃に中国四川省成都市の北にある『陳麻婆豆腐店』で誕生したそうです。元々は、顔に麻疹(あばた)があることから「麻婆(マーボー)」というあだ名のお婆さんが作ったとされる庶民向けの豆腐料理。あるいは、最後にかける四川山椒があばたに似ているため、との説もあります。

 その辛さは唐辛子と豆板醤、そして仕上げに加える花椒(四川サンショウ)の粉によるものです。辛いだけでなく豆鼔や甜麺醤の旨味や甘味が加わり、味に深みを与えます。麻婆豆腐は「辣」や「麻」だけでなく、必ず「鮮」(旨味)がなければいけない、とのこと。上記写真の陳麻飯(チンマーハン)は700円(税込)と手ごろな価格で、月に2、3回は食べています。

  この店のすぐ近くには、女優の藤田弓子さんがテレビでお気に入りの店と話していた『亜細亜』という中華料理店もあり、こちらはジャンボサイズのシューマイがお薦めです。

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 日本歯科医師会の第182回臨時代議員会が3月10日・11日、日本歯科医師会館で開催されました。日歯新会長となる堀憲郎氏が提出した24人の理事候補の信任投票が行われ、承認されました。詳細は下記の通りです。 

 

会 長 :堀憲郎(新潟)

副会長 :柳川忠廣(静岡)、佐藤保(岩手)、牧野利彦(大阪)

専務理事:村岡宜明(神奈川)

常務理事:青柳裕易(神奈川)、遠藤秀樹(福岡)、杉山茂夫(千葉)、高野直久(東京)、今里憲弘(福岡)、小林慶太(千葉)、小玉剛(東京)、小山茂幸(山口)、瀬古口精良(大阪)

理 事 :細谷仁憲(宮城)、阿部義和(岐阜)、山崎安仁(富山)、重城正敏(宮崎)、池村雄介(東京)、佐藤修斎(徳島)、片山繁樹(神奈川)、山口武之(新潟)、吉位尚(兵庫)、中西康裕(愛知)

常務監事:伊藤昭治(東京)

監 事 :長谷宏一(福岡)、石黒慶一(山形)

 また、堀憲郎新会長はこのほど、官邸に安倍晋三総理大臣を表敬訪問しました。堀会長は安倍総理大臣に対し、「日本歯科医師会として、歯科界の1年間の混乱にけじめを付けて信頼を確かなものにしていく、2年後の医療・介護の同時改定等を視野に入れて必要な提言を行い、健康寿命の延伸に向けて貢献していく」などと決意を伝えました。 

 平成30年度には医療・介護の同時改定を含むわが国の社会保障の将来を決める大きな課題を控え、その議論が今年から始まります。堀新体制のもと、歯科医療の方向性をしっかりと示していただきたいと思います。

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 今年は2年に一度の診療報酬改定の年です。4月からの改定に向けて2月に個別改定項目が発表されましたが、3月8日は都道府県歯科医師会社会保険担当理事連絡協議会があり、詳細な資料が配布されます。これについては明日の取材後、また本ブログで報告させていただきます。

 

 ある歯科医師の先生から、「医学的根拠に基づいて治療しているのに、この処置の算定が認められない理由がわからない」「よその県は認められるのに、どうして自分のところはダメなのか・・・」などの声を聞きました。あれは良くてもこちらは認められないとか、認められても点数が低いとか、不満の多くはその評価に対する問題です。

  

 保険診療に携わる歯科医師の先生方を悩ませていることの一つに、個別指導があります。弊社発行『季刊・歯科医療』に「歯科界の歩き方」を好評連載中の小出一久先生(神奈川県開業)は、「個別指導には、①新規個別指導、②集団的個別指導の個別指導部分、③個別指導の3タイプがある。これには日頃の備えが大切である」と述べkoideています。経営コンサルタントとしても活躍され個別指導に詳しい小出先生は、まず「保険診療のルールを熟知すること。不正請求は絶対にしない。算定要件を満たしていることを常に意識する。レセプトがどのように提出されているか意識する。保険診療、自費診療を明確に分けて、混合診療、二重請求にならないようにする。患者さんとのトラブルは避ける」ことを強調しています。

 そして、いよいよ個別指導の通知が来たら、「この3週間は個別指導を最優先にして、寝食を忘れるほどに集中して準備をする」「準備状況によっては、1週間ほど前から診療を減らす、休診にするなどの対応が必要な場合もある」とも言います。

 個別指導は、いざその時が来たら、院長がまさに心血を注いで乗り越えなければいけない大きな壁なのです。

 

 今後、レセプト電算請求の完全実施により、審査がより厳しくなり、査定、返戻が増えることが予想されます。何より重要なのは、保険診療のルールに沿った正確なカルテ記載です。自費診療のみの先生はともかく、多くの歯科医院にとって、患者さんの信頼を得るために、保険診療はとても大切です。

 厚生労働省がどう考えているかを十分理解し、自己流の解釈をしないこと。そのために弊社『季刊 歯科医療』の記事がお役に立てるよう、今後も有意義な企画を進めたいと思います。

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