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編集長のブログ50 スポーツ選手と歯

更新がかなり間があいてしまいました。いつまで夏の話題のままなんだと、あきれられてしまいそうです(笑)。今日は、会社の近くで小さな秋を見つけました。ビルの植栽がほんのりと色づきはじめています。まだ半袖の人も珍しくない東京の街ですが、明後日頃から秋の気候になるようです。



先日、新聞のスポーツ欄に、プロ野球の勝利投手が口を大きく開けて喜んでいる写真が掲載されていました。素朴な好青年なのですが、どうしても歯並びに目が行ってしまいます。これでは口が閉じないのでは?と思ったところ、やはりプレー中も口元が開き気味の選手のようです。

弊社が贔屓の藤浪晋太郎投手(阪神)は、今シーズンは制球難に苦しみ思うような活躍ができませんでしたが、彼も前歯の前突と叢生が気になります。非抜歯の矯正治療を行えば、あるいは矯正が無理ならば適正なマウスガードの使用でも、咬合の改善は投球に必ず好影響を及ぼすはずです。
悩める若きエースに「原因のひとつは歯にある」ことを伝えたいし、社会の視線をもっと歯科に向けてもらうために、私たちのアピールが必要になってくると思います。

東京オリンピックを控え、日本歯科医師会もスポーツ歯科に力を入れています。歯や咬合が運動パフォーマンスに影響を与えることは、エビデンスに基づいて明らかになっています。
来年1月発行の「季刊 歯科医療」2018年冬号では、スポーツ歯科をテーマに特集を組みます。ご期待ください!

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