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お知らせ(2025年07月)

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昨日は、第27回参議院議員選挙が行われ、昨夜から本日にかけて候補者の当落が明らかになっています。
鈴木宗男氏のように、一旦は落選確実とされ引退会見まで行ったものの、一転して当選となったような意外な展開もあり、選挙につきものの悲喜こもごもは枚挙にいとまがありません。

本日、午後1時から、東京都市ヶ谷の日本歯科医師会館で日本歯科医師連盟の会見があり、休日ではありましたが取材に行ってきました。
日本歯科医師会、日本歯科医師連盟が推していた現職の比嘉奈津美氏(自由民主党)がまさかの落選で、沈痛な雰囲気での会見となりました。



歯科医師連盟の方は、落選の理由は詳細を精査しないとわからない、と述べていました。歯科界としては力を尽くして応援したとの自負からだと思いますが、どうでしょうか。
今回の参院選は、米価をはじめとする物価高による生活苦など、国民のフラストレーションが溜まった中での国政選挙で、はなから自公に対する逆風は予想されていました。今までどおりの活動では追いつかない、対処し切れないことがたくさんあったと思います。
政権与党を支持するという歯科医師連盟の会則で仕方がないのかもしれませんが、それでは政策ではなく時の権力者におもねるだけではないか、との批判も浮かんできます。

戦い敗れた今は、敗因を冷静かつ謙虚に分析し、速やかな変革が必要なように思います。
「君子は豹変す」の故事成語は、「小人は面を革(あらた)む」と続きます。優れた人物(君子)は素早く大胆に良い形に変化し、つまらない人物(小人)は表面だけを変えて取り繕います。
歯科医師は個人で開業している場合が多く、だからこそ歯科医師会や歯科医師連盟など、団体として活動する意味が大きくなると思います。かじ取りをする会のリーダーの皆様には、より一層の奮起をお願いし、私たち歯科マスコミも精一杯の応援をさせていただきたいと思います。

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弊社が入居している建物の1階駐車場(車寄せ場)の軒下に、ほぼ毎年ツバメがやってきて巣を作ります。
昨日、軒下を見ると、5羽のひな鳥が巣から可愛い顔を出していました。



親鳥が頑張ってたくさんの餌を運んだためか、5羽とも丸々と太って、狭い巣がパンパンに見えます。ビルの清掃員の方が、「重そうだけど、よく落ちないね」と心配するのも分かる気がします。
しかし、あそこまで育っていれば、万が一、巣が落ちるような事態が起きても、その瞬間に飛んでいけるのでは?などと想像していたところ、本日通りかかると、1羽がちょうど巣から羽ばたいて旋回を始めました。そして、もう1羽もつられるように羽ばたきはじめ、巣全体が騒然とした感じです。
おおっ! これは順に皆巣立つのかと思って眺めていると、2羽が巣立った後、残りの3羽はまた大人しく巣にちんまりと収まっています。何事もなかったかのようなとぼけた姿が可愛らしく、ちょっと笑ってしまいました。

同じ親鳥から生まれた兄弟のひな鳥です。同じように育っているように見えますが、微妙にペースの差があるのでしょう。
ツバメが人家の軒に巣を作るのは、外敵から身を守るためだと言います。人間の世界だけでなく、微笑ましく見えても鳥の世界も大変です。

「季刊歯科医療」2025年夏号の特集は、佐藤貞雄先生編集による「咬合再構成治療における治療下顎位(ThP)って何?」です。咬合再構成においてまず重要な治療下顎位(ThP)ですが、その概念はどこまで浸透しているでしょうか。
佐藤先生の従来からの読者のみでなく、これから咬合論を学びたい先生方にも最適の特集です。是非ご購読ください。
(実は、巣に並んだ5羽のひな鳥から、下顎に並んだ歯を連想して、書き始めたブログです。筆力不足で特集と関連付けたオチは付きませんでしたが、「ひな鳥がオチなくて良かったね」ということでご容赦ください。)

関連書籍はこちら

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