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新・成人床矯正法

-顎態調和法による全身の健康と咬合治療法-

新・成人床矯正法

近年、ますます需要が高まる成人の矯正治療を行うために。症例を多数提示した顎態調和法研究会の集大成!

著者 萩原 和彦
永山 正人
星岡 才賢
初谷 宏一
阿曽 敏正
粥川 浩
ジャンル 書籍 > 歯科矯正/咬合
出版年月日 2003/10/01
ISBN 4924858358
判型・ページ数 A4変・208ページ
定価 本体16,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第1部 基 礎 編
第1章 成人矯正の歴史と現状を探る
  1.「成人矯正」の歴史的展望-参考書から探る-
  2.現在を探る3.本書の特徴は
第2章 顎態調和法のフィロソフィー-歯科医療へのエントロピー概念の導入-
    エントロピーの世界とは
  1.バイオロジーからエコロジーへ(エントロピーを下げる)
  2.Angle からSimon へ(診査・診断・治療術式・治療方針を変える)
  3.オーソドンティックからオーソペディックスへ(治療法を変える)
  4.固定式から可撤式へ(治療方法を変える)
  5.抜歯・非抜歯から非抜歯へ
  6.歯科医中心から患者中心へ(治療目標を変える・患者が満足した咬合)
  7.一般臨床医にも導入しやすい方法であること
  8.小児から成人まで(ライフサイクルでの治療)
  9.咬合改善は全身の健康のために(審美から機能中心へ)
  10.対症療法から原因除去療法へ
  11.将来展望(すべては下顎歯列弓の側方拡大から始まった)
第3章 床とワイヤーでの矯正の生物学的反応
    -クラシックな「歯列弓側方拡大法」から「歯槽弓側方拡張法」へ-
第4章 矯正治療成績の客観的評価への提案
  1.矯正治療の目的(歯列矯正と歯科矯正) 2.咀嚼の三運動の支配神経
  3.不正咬合の咬合状態(基礎研究から) 4.咀嚼リハビリ訓練
  5.咀嚼訓練を早期に施す(混合歯列期、ⅡA期
第5章 顎態調和法は心と体の健康に役立つ
    -Oral rehabilitation からHuman rehabilitation へ-  
    部分の中に全体が入っている
第6章 小児と成人中心での取り組み方
  1.過去 2.現状 3.未来
第7章 小児歯科専門での取り組み方
  1.Poo テクニック(顎態調和法)と出会う前
  2.Poo テクニック(顎態調和法)導入後では
  3.当院における過去3年間の実態調査(治療終了症例)
  4.実態調査結果から 5.未来に向けて
第8章 顎態調和法の経営効果
  1.歯科医業を厳しくしている因子 2.一般消費者の動向(志向)
  3.歯科医療はサービス業である 4.ニーズの発想からの歯科医院経営
  5.患者のニーズを把握し対応する 6.技術革新が今後の歯科界を救う

第2部 臨 床 編
第9章 拡大庄を活用した顎態調和法は患者さんと歯科医を救う
  1.症例 2.考察
第10章 成人矯正を中心に-私の過去・現在・未来-
  1.このような環境の中での矯正臨床について私の診療所での過去
  2.現在の当院での状況について 3.症例 4.当院での未来について
第11章 顎態調和法の導入-ネガティブイメージへの対応-
  1.顎態調和法との出会い 2.顎態調和法の導入
  3.治療の実際-私が感じていること 4.最近の症例について
  5.今後のこのテクニックについて
第12章 顎関節症の対応に顎態調和法を
  1.顎関節症との出会い 2.
  3.症例 4.顎関節症への対応についてのまとめ
第13章 顎態調和法の成人への対応-今、私はここがポイント-
  1.「大丈夫ですよ!!」生きている装置 2.主訴の正確な把握から
  3.信頼関係が大切
  4.顎態調和法の導入-コミュニケーションを大切にする-
第14章 成人矯正をさらに発展させるために
  1.診断法-来院するまでの経緯を知る
  2.治療法-歯に場を与える 3.まとめ
第15章 E.O.新テクニック-第一大臼歯遠心移動後の側方歯群への対応-
  1.ディスクレパンシーにどう対応するか 2.第一大臼歯遠心移動の意義
  3.側方歯郡への対応 4.E.O.新テクニックとは
第16章 顎態調和法テクニックQ&A

第3部 床矯正装置の設計と技テクニックの要点
第17章 歯槽弓拡張装置の基本3型(タイプⅠ・Ⅱ・Ⅲ)
  1.側方拡張装置(タイプⅠ) 2.第一大臼歯遠心移動装置(タイプⅡ)
  3.前方拡張装置(タイプⅢ)-逆被蓋・Angle Ⅱ級2種類-
第18章 その他の床矯正装置-個々の歯の移動など(タイプⅣ・Ⅴ)-
  1.スプリング装置 2.スクリュー装置
  3.アクティベイティングスクリュー装置
  4.サージタル装置(タイプⅤ) 5.オギハラの保定装置
  6.下顎前方誘導装置 7.リバーススクリュー装置

第4部 補 遺
第19章 顎態調和法研修会の記録から-本音の話し合い-
 ●顎体調話法研修会:平成15年1月26日
  1.自己紹介と本日の目標
  2.第3回顎態調和法研究会全国大会について・感想など
  3.ここまでの個人個人の感想と自己評価
  4.症例検討会
  5.本日の1日の感想と自己評価・今後の期待
  6.歯科雑誌(咬合と全身の健康について)の論文などに対するコメント
  7.本日のテーマ講義”擬似正被蓋”
  8.症例検討会
  9.その他の質問
  10.本日の1日の感想と自己評価および「まとめ」
 ●顎態調和法研修会:平成15年3月9日
  1.自己紹介および初診に関する症例検討
  2.不全症例と顎変形症 3.症例検討会 4.本日の感想
  5.自己紹介および初診に関する症例検討
  6.不全症例と顎変形症 7.症例検討
  8.本日の1日の感想および「まとめ」
第20章 会員による症例集
  1.成人症例-前歯正被蓋、捻転 2 2舌側転位(カテゴリーⅠ、タイプⅠ)
   [症例1~18:正中離開、捻転、叢生、舌側転位、切端咬合]
  2.成人症例-前歯逆被蓋、反対咬合(カテゴリーⅠ、タイプⅢ)
   [症例19~22:反対咬合]
  3.成人症例-前突(カテゴリーⅡ、上顎前突、下顎後退、タイプⅥ)
   [症例23~28:上顎前突、下顎後退]
  4.成人症例-補綴前処置症例として [症例29~35:正中離開、舌側転位、
   前突、歯列不正、反対咬合、頭痛、肩凝り、背中の痛み、前歯の不正咬合]

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内容説明

上製本

◎35年にわたる研究と研修会(15年)の集大成!
◎矯正治療を希望する「成人患者」に対応できる。
◎一般臨床医が取り組みやすい床矯正法がさらに充実。

<本テクニックを取り入れた結果>
・私は顎態調和法の臨床結果を見て、初めて「歯科医になって良かったな」と、しみじみ思っています。(東京都開業)
・予防歯科と顎態調和法を取り入れた診療体系にしてからは、患者さんが蓄積され続けています。(神奈川県開業)
・成人矯正を行うことによって小児矯正も多くなってきました。今では口コミで遠方からご家族で来院されるようになりました。(大阪市開業)
・これまでに150 症例ほど顎態調和法で矯正治療を行ってきましたが、一人一人個性のある治療ができたと思います。(群馬県開業)

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