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編集長のブログ152 日本歯科医師会 新体制発足

本年6月14日、7年数か月にわたり日本歯科医師会会長を務められた堀憲郎会長が任期満了でご勇退され、記者会見の様子を日本歯科医師会会館で取材してきました。
新任時の7年余前は、歯科界が逆風にさらされた時期で、まさに渦中の栗を拾うような勇気あるご決断でした。堀先生は温厚で、急峻な改革派ではありませんが、歯科界における「癒し」のようなお立場でもあったように思います。
あの時代に、堀先生であればこそ、歯科に対する国民の信頼を取り戻すことができたのではないでしょうか。
堀憲郎先生、本当にお疲れさまでした。長きにわたりありがとうございました!

そして、翌々日の6月16日、高橋英登先生を新会長とする日本歯科医師会の、新体制発足の記者会見が開かれました。



新体制の役員のメンバーを見ると、実績のあるベテラン陣と、新規の方々とのバランスが絶妙です。理事には5人の女性が就任しています。これまで以上に、女性の力が期待される役員構成となっています。(高橋会長によれば、「女性、男性と意識したのではなく、適任者を選んだら結果としてこうなった」とのこと。)

会長就任のご挨拶では、「皆でやっていく」とおっしゃられていたのが印象的でした。それは役員皆が力を合わせるということであり、かつ会員皆でやっていく、ということです。
私は、社会的に有力な専門職である歯科医師の先生方は、たとえ一人であっても強い力を持っていると思います。その強い「個」が結束して「皆の力」となれば、強靭なものになるのは必須です。
高橋英登先生率いる日本歯科医師会の新体制に非常に期待し、応援させていただきます。

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