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編集長のブログ149 即時荷重インプラントの松元教貢先生を悼む

昨日、松元教貢先生の訃報を突然知らされました。
長らく、弊社発行『季刊 歯科医療』で、即時荷重インプラントの連載をご執筆いただいていました。近年、体調不良とのことで、またご家族のご事情などもあっていったん休筆、落ち着いた頃合いを見て連載再開の予定でしたが、かなわぬこととなってしまいました。

即時荷重インプラントのパイオニアとして、いつも10年先を見据えられて、世間の変化を見ながら「時代がようやく私について来た」と、よく笑いながらおっしゃっていました。そして、座右の銘として「夢は叶う!」とも。
弊社からは、2009年(平成21年)に、単行本『MISを追究したインプラント―患者さんのための低侵襲・即時荷重インプラント』を上梓されました。当時としては画期的な最新鋭の書籍です。
紙書籍は完売し、その後、弊社電子書籍の記念すべき第1号として発売されました。
今でも、購入してくださる読者が絶えない、ロングセラーとなっております。



本書のなかで、「ノリポンのちょっと一言」というコラムを掲載しており、キャラクターとして、子タヌキのイラストを使用しています。
松元先生は当初、「うーん、私のイメージはこんな感じですか?」と複雑な反応をされましたが、医院のスタッフから「この、ちょっととぼけたようなキャラがピッタリ」と言われたそうで納得してくれました。

臨床技術はもちろんのこと、明るく素直なお人柄で多くの人に愛された松元先生です。
歯科医療の最先端を速足で駆けていきながら、人生の最後までも先に駆け抜けていってしまいました。寂しく、残念でなりません。
ご遺族および関係者の皆様に、心よりお悔やみ申し上げます。

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低侵襲・即時荷重の実践

著者:松元 教貢
試し読み
 
 

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