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編集長のブログ108 成長・発達期における不正咬合の早期治療 発刊

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて、昨年来より制作を進めていた佐藤貞雄先生・白数明義先生ほか著『成長・発達期における不正咬合の早期治療』が、1月10日発売です。昨年末に印刷が完了しており、新年の初荷となりました。
下の写真は製本前の刷り取り(刷り出し)です。これを製本して、ハードカバーの上製本に仕上げます。



弊社刊のMEAWシリーズで好評をいただいている佐藤先生・白数先生の最新刊となる本書は、子どもの不正咬合に対し、「様子を見る」のではなく「早期治療」をすすめています。
今回は実際に臨床を担当している白数先生のご子息らも著者に加わり、若草色の表紙からも若い息吹が感じられる出来栄えです。

子どもの齲蝕が著しく減少した現在、成長・発達期の不正咬合に早期から介入し機能的咬合を構築する本治療法は、開業歯科医の生き残り戦略として大変有効であると考えます。近年は矯正専門医でなくても、一般歯科医(GP)がこの分野にどんどん参入し、患者さんにもとても喜ばれています。

ところで、北海道産カボチャの「りょうおもい」という品種をご存じでしょうか。私は昨年初めて食し、「何だ、このカボチャは?!」と驚きました。野菜というよりまるで和菓子のような、スイーツのような甘さとホクホクした触感です。
なお、気になる「りょうおもい」という命名の由来は、生産者(作る人)と消費者(食べる人)とが両想いになるという意味なのだそうです。

不正咬合の早期治療も、有効に臨床に取り入れれば、医療者側と患者さんとの「両想い」となる、素晴らしい治療です。付け足させていただければ、私たちも出版社と読者との両想いを目指していかなければと思います。

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