ホーム > お知らせ > 編集長のブログ73 『総義歯臨床の真髄に迫る』 座談会!

編集長のブログ73 『総義歯臨床の真髄に迫る』 座談会!

昨日、東京八重洲ホールで、『季刊 歯科医療』2018年夏号掲載予定の「総義歯臨床の真髄に迫る」の座談会が行われました。2018年春号の同特集前半としてプレゼンテーションを掲載しましたが、特集後半の次号の目玉がこの度の座談会です。

春号にプレゼンテーションをご執筆いただいた著者のなかから、福岡県大牟田市の大坪建夫先生、千葉県東金市から今井守夫先生、および夏号にプレゼンテーション掲載予定の東京の松丸悠一先生がご参加いただき、熊本市の舩津雅彦先生の司会のもと、活発な議論が行われました。



それぞれの臨床方針から対立するご意見もあるものの、終始和やかな座談会の進行となりました。
吸着か密着か、吸着と言うが実は安定性のことである、顎堤の吸収は強い圧迫によるものか、そうではなく動くことにより起きるのではないか、ティシュコンディショナーは使わない、いや便利なので基本的に使っているなど、文字として論文を読んだだけではわからなかったような微妙なニュアンスも伝わってきたことは、座談会ならではの魅力でした。
終わった後、私自身も気分が高揚するような楽しい時間を過ごすことができました。

帰りに東京駅で大坪先生と立ち話をしたところ、「大阪の先生方(松田謙一先生、平賀敏人先生)も来てくれたら、もっと咬合論で突っ込んだおもしろい話ができたと思うと残念です」と言われました。今井先生からも同様のお話はあったので、遠方の先生方に対する弊社の配慮が不十分なためにスケジュール調整が立ち行かず、ご迷惑をおかけしてしまったことを改めて申し訳なく思いました。

今回は小人数ではありますが、その分お一人おひとりの忌憚のない討論が実現し、読者の皆様にはとてもお役に立てる座談会であると思います。
7月10日発行の弊誌夏号を是非お楽しみに!

このページのトップへ