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編集長のブログ59 目黒川のイルミネーション2017

弊社のある五反田から大崎にかけて、目黒川沿いの距離の長い桜並木に、今年も恒例のイルミネーションが輝いています。
撮影日は一昨日の夜、風が強くとても寒い日でした。休日のあまり遅い時間帯でなかったためか、美しい川沿いの遊歩道を散歩する人たちが結構いて、人通りが途絶える瞬間を待ってシャッターを押しました。
私も少し歩いてみようかと思いましたが、風が冷たくて無理! 写真だけ撮って速攻で退散しました(笑)。



このイルミネーションが灯ると、今年も残すところわずか。年々と時の経過の速さを痛感するとともに、自分は今年は何ができただろうか・・・と、少しセンチメンタルな気分になります。

この2年あまり、ボランティア的な他人のためにする無償奉仕のような活動が、思いのほか多かったように思います。亡き父から教えられた座右の銘は「義を見てせざるは勇なきなり」。父の遺言は守れているかもしれませんが、自己犠牲するほどの力のある身か?と複雑です。

同時に「情けは人のためならず」という言葉も浮かびます。他人のために何かをすることは、結局自分自身のためになるということ。
少し意味は違いますが、今秋、郷里で同窓会があり、久しぶりに帰省しましたが、ホテルで同室になった友人からある助言を受けました。強く真剣な助言でした。そのおかげで、大げさに言えば九死に一生を得たような経験をしたのです。当初出席を迷いながらも、幹事の仕事を頑張ってくれた別の友人に申し訳なくて参加したのですが、本当に行ってよかったと思います。

他人のための無償の行為は、いずれはその人から何らかのお返しがあったり、そのとき得た人脈などから新しい鉱脈を得ることもあるかもしれません。しかし、見返りを期待しての行為はボランティアではないし、たとえ何の見返りがなくても、それをしたことで自分自身の能力や精神性を高めることができるのではないでしょうか。
人のために頑張ったことに無駄なことはない・・・と、改めて思います。

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