目次
1.歯牙保存療法への亜ヒ酸糊剤導入への起源
2.三酸化ヒ素の作用機序について
3.パラホルム糊剤について
4.三酸化ヒ素糊剤の処方について
5.パラホルムパスタの処方について
6.三酸化ヒ素糊剤とパラホルム糊剤の作用
7.失活剤貼布に際しての注意
8.抜髄に関して特に注意すべき事項
9.失活抜髄後と麻酔抜髄後の治癒機転の相違について
10.私が使用している糊剤根管充填剤
11.失活抜髄と麻酔抜髄の臨床上の相違点
12.失活抜髄後に歯根膜炎が起きたら
13.抜髄後に発現する歯髄炎
14.失活歯髄切断法について
15.X線フィルムによる臨床経過観察
16.失活歯髄切断法の治癒機転について
おわりに
内容説明
函入り上製本
◎髄失活除痛法は前世紀の遺物なのか、歴史的な処置法なのか。
応用の可能性を今、再考!
◎歯髄失活除痛法の歴史から正しい使用法、術式までを解説。
<歯髄失活除痛法の特長>
局所麻酔法による除痛法が応用できない、また危険を伴うような全身疾患をもつ患者には、この処置法を正しく応用するならば、全身不快症状はもちろん、局所的不快事項からも逃れられる長所をもっている。